飲むのは大好きだけど、ワインについての知識はまったく無いに等しかった自分にとってのワイン入門書です。
著者は、マンガ『課長 島耕作』の弘兼憲史。
漫画家が書いている本だけあって、マンガやエッセイでわかりやすく書いてあり、とても読みやすい内容になっています。
やたらとワインの専門用語や難しい知識をひけらかすようなものと違い、著者 弘兼憲史さんのワインを愛する心と多くの人にワインの良さを知ってもらいたいという思いが伝わってくるような親切でわかりやすいワイン入門書です。
ワインのラベルの読み方から始まって、本当にワイン知識の基本中の基本から、「最初にワインを選ぶならフランスのボルドーとブルゴーニュからはじめてみるのがいい」といったアドバイスなどもあります。(自分はワインを買うときの基準がなかったので、このアドバイスがとても役に立ちました)
また、ワインを『葡萄の品種』・『生産地』・『ヴィンテージ(年代)』・『造り手』の4つの要素にわけて解説してあり、読んでいるうちにスーと頭の中に入ってきて自分の知識になっていきます。
ワインに特別詳しい人は別にして、自分のように飲むことが専門の人にとってはとっても役立つ一冊です。
デートや接待などでちょっと高そうなお店に行ったときなど、恥をかいたり・いやみにならない程度にワインについて知識があると、さらにおいしいワインを楽しめるはずです。
【著者】 弘兼憲史
【出版社】 幻冬舎
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