はじめて部屋探しをする人への注意点とアドバイス。賃貸不動産業界の情報通から一言。

情報Net
このエントリーをはてなブックマークに追加     
Yahoo!ブックマークに登録

はじめてのお部屋探しレポート

普通人生の中で引越しをする回数というのは、転勤などが多い人は別として、2〜3回ぐらいが平均だと思います。イコール部屋を探すということも同じぐらいになるはずです。
そんな数少ない大事な部屋探しを失敗しないために、ちょっと賃貸不動産をかじったことがある自分から簡単なアドバイス!当たり前のこともありますが、お部屋探しの参考にしてみてください。

1.インターネットの不動産検索サイトを使って、お探しのエリアで家賃相場を下調べ

今の時代、時間と労力を使って不動産回りをしなくてもインターネットを使えば、簡単に希望エリアの家賃相場がわかってしまいます。最終的にはもちろん、不動産会社を訪ねて物件を見せてもらわなければなりませんが、下準備として部屋の家賃相場を調べるにはこんな便利なものはありません。
もちろん、調べている最中に気になる物件があれば、その部屋がまだ空いているかも簡単に問い合わせすることができますし、連絡方法を指定すればメールやFAXでの返事も可能なので匿名性もあり、はじめて部屋探しをする人もかなり安心です。
最近では、ほとんどの賃貸物件検索サイトが『おとり物件』や『誇大広告』の取り締まりに力を入れているので、以前のように「あると言われて、すぐお店に行ったらもうその部屋は無くなったと言われた」といったようなことがだいぶ少なくなっています。(実際、そういったことが問題になるとお部屋の広告が掲載停止になり、不動産会社自体がとても困るのです)

賃貸物件検索サイトは大手から小規模なものまで数多くあり、それぞれに優れた点や特徴がありますが、物件の情報量や網羅率などを見たときに個人的におすすめの賃貸物件検索サイトは、アットホームです。続いてCHINTAI・ホームズになります。かなりメジャーな検索サイトなので、このおすすめサイトでほぼ部屋探しをカバーできると思いますが、その他の検索サイトにもそれぞれのよさがあるので見てみる価値はあると思います。

<はじめての部屋探しおすすめの賃貸物件検索サイト>
1 お部屋探しならSUUMO(スーモ)
2 物件数最大級のお部屋探しサイト CHINTAIネット
3 全国の賃貸・売買物件検索サイト ホームアドパーク
<その他>
レオパレス21|賃貸アパートやマンスリーマンション、一人暮らしの物件情報


2.実際に賃貸不動産のお店に行ってみる

大体の家賃相場がわかり、部屋の知識が身についたら、実際にお店に行ってみるのがいいでしょう。
お店に行くとインターネットや雑誌に載せていない物件や掲載前の最新情報などもありますし、その街の治安や雰囲気・物件の詳しい特徴(周りの環境・大家さんの性格・家賃の相談ができる等)・その他にも話をしてみないとわからない部屋探しの情報がたくさんあります。

それなりに大手の賃貸不動産のお店に行った場合、実際の流れは、
1.自分の希望している部屋の条件を伝える
2.希望条件にあった資料を紹介してもらう
3.部屋の中を見てみたい物件があったら実際に部屋の中を内見させてもらう
4.気に入ったら部屋の申込をする
そして最終的に契約となります。

ここで一つ注意があります。もし色々部屋を見て気に入らなかったらきちんと断りましょう。
というのも不動産会社によっては売上至上主義的な会社があり、何が何でも申し込み・契約とあの手この手で営業してくることがあります。
一度決めたら長く住む部屋になります。その場の勢いに流されず、冷静に考え・判断したほうがいいでしょう。ただ、ほんとにいい部屋はすぐになくなる可能性がありますので、すばやい決断をしないとチャンスを逃すこともあります。(この決断が部屋探しの一番難しいところです)

3.お部屋探しの注意点!

@引越し費用(契約金)
例えば、家賃50,000円 敷金2ヶ月 礼金1ヶ月の部屋の場合、
注意して欲しいのは、最初にかかる費用である契約金は、
前家賃50,000円+敷金100,000円+礼金50,000円=200,000円ではないということです。
現実には、
前家賃50,000円+敷金100,000円+礼金50,000円+仲介手数料52,500円+保険料20,000円=272,500円ぐらいになります。
各賃貸不動産会社によっては、この費用以外にも保証料・消毒代・鍵交換代といった費用がかかるところもありますので、最初に確認したほうがいいでしょう。特に消毒代や鍵交換代は任意の場合が多いので、必要ない場合は断ることも可能です。

A部屋の申込と契約
部屋が気に入った場合、その部屋を押さえるために申込をすることになります。ただ、この申込はあくまで入居の意思確認であり、契約ではないためキャンセルすることも可能です。
不動産会社によっては、申込時に『申込金』・『預かり金』という名目で家賃の1ヶ月分程度の現金を預かることがありますが、当然これも契約ではないので、キャンセルの場合そのお金は返金されます。
※ただ、何でもかんでも申込をしてキャンセルすると不動産会社や家主に迷惑がかかるので、よく考えてから部屋の申込をしましょう。

B入居審査
部屋を気に入って申込しても、まだ確実に入居できるかはわかりません。申込時に記入した申込書の内容を元に、貸し手側になる家主や管理会社による入居審査があります。
その人の人となりや経済性・信頼性を検討して、入居が断られることもあります。これは、その物件や部屋の所有者の判断になるので、借り手の気持ちではどうすることもできないことになります。


以上のような様々なお部屋探しのやり取りを終え、晴れて新しいお部屋で新生活をむかえることとなります。事前の準備をしっかりして、後悔しない部屋探しにしましょう。


はじめてのお部屋探しレポート 関連サイト

『情報Net』内のページ検索

Google

『情報Net』内 検索

Web