宮崎駿テーストとはちょっと違ったジブリ作品。思春期のまっすぐでピュアな気持ちをすがすがしく表現した映画『耳をすませば』

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耳をすませば

耳をすませば(映画・DVD・テレビ) 何度か観ている映画だったが、たまたまテレビで放送していたので久しぶりに『耳をすませば』を観ました。やっぱりいい映画は何度観てもいい映画です!

大人になって見えてきた色々な世界も、思春期真っ只中の中学生ぐらいの頃にはよく見えないものです。ただ、見えないが故に、今目の前にあるものが全てであり、その目の前に見えていることに対して、純粋にまっすぐに突き進めるという特権を持っています。
そして、先が見えない不安な気持ちが大きければ大きいほど、今やりたいことや好きな気持ちは強い情熱やエネルギーに変化していくもの。

『耳をすませば』は、そんなまっすぐでピュアな気持ちや甘酸っぱい恋心がすがすがしく描かれている、すばらしい映画です。

カントリーロードの歌もこの『耳をすませば』の雰囲気にマッチしていてとてもいい!
雫と聖司の2人がバイオリンにあわせてカントリーロードを歌っているところに、おじいさんたちが合流して自然と演奏するシーン。あのシーンに不思議な一体感のようなものと音楽のすばらしさを感じ、何か心の中が洗われたような気持ちになれて大好きです。

『耳をすませば』は、監督が近藤喜文でジブリ作品の中では宮崎駿色とはちょっと違うテーストですが、とってもいい作品なので悩み多き思春期の若い人に是非観て欲しい映画です。

【あらすじ】
本が大好きなごく普通の女子中学生、月島雫。学校の図書カードをきっかけに、不思議な縁で出会うことになった同級生の天沢聖司。出会うまでに想像していたイメージとは違ったが、自分の夢をしっかりと持っている天沢聖司に月島雫は淡い恋心を抱いていく。そして、そんな天沢聖司に影響され雫自身も自分のやりたいことを見つけ始める。

【監督】 近藤喜文

【出演】
月島雫 … 本名陽子
天沢聖司 … 高橋一生
バロン … 露口茂
月島朝子 … 室井滋

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