いじめられっこの少年が空手の達人と出逢い、心身ともに強い人間に成長していく青春映画

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ベスト・キッド

ベスト・キッド(映画・DVD) ひ弱な少年が空手を通して成長していく姿を描いた映画『ベスト・キッド』。

それにしても主人公のダニエルとミヤギさんの師弟関係・友情は、見ていてとてもうらやましく思う。青春期の悩み多き頃に、こんな人が身近にいてくれたらどんなに心の支えになるだろう。悩んだとき・道に迷ったとき・間違った方向へ進みそうになったとき、ミヤギさんの様な人がいてくれたら素晴らしい人間に成長していけると思う。

ミヤギさんの深い一言一言がとても心に染みる。
「右の道を歩くと安全、左の道も安全、道の真ん中を歩くとグシャ、空手もやるならとことんやる、やらないならやらない、中途半端が一番よくない」「空手は考えること、空手は強いハート、空手は黒帯などという肩書きではない」
実際のセリフを多少自分なりにデコレイトして書いていますが、『ベスト・キッド』に出てくるダニエルへのアドバイスは、全て人生に置き換えられることだと思った。日本独特の“武道”といった考え方を見事に表現した映画だと思う。

映画的には、「散々雑用で働かせていることが実は…」というシーンがとても大好きです。少し薄暗い独特な夜の日本庭園の雰囲気。思わず体が動く主人公ダニエルの驚きの表情、多くを語らない言葉の中にも確実に芽生える師弟の信頼関係。このシーンは、思わず映画に引き込まれてしまう名シーンの一つだと思う。

【あらすじ】
ひ弱な少年ダニエルは、母とともにニュージャージーからカリフォルニアに引っ越してくる。引っ越してすぐに友達もでき、ステキなガールフレンドのアリとも出会い、素晴らしい新生活のスタートに思えた。
ところが、アリの元恋人でコブラ会という空手道場のリーダーに目をつけられ、何かにつけてその不良グループに痛めつけられてしまう。
そんなダニエルを救ってくれたのが空手の達人ミヤギである。ミヤギはダニエルに空手を通して技や力だけでなく、人生における本当の強さを教える…。

【監督】 ジョン・G・アビルドセン

【出演】
ダニエル … ラルフ・マッチオ
ミヤギ … ノリユキ・“パット”・モリタ
アリ … エリザベス・シュー

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